2013年10月31日木曜日

グラフィティを使った乳がん啓発キャンペーン@ Sao Paulo

今月は、乳がん啓発月間(Pink for October)ということで、サンパウロ市内のあちこちでピンクリボンが掲げられたり、ライトアップが行われていました。中でもA.C. Camargoがんセンター&JWTの乳がん啓発キャンペーンは、グラフィティを使ったよりストレートでインパクトのあるものです。

ビデオをどうぞ。

2013年10月30日水曜日

SPFW 2014 AW開催中です。

またサンパウロファッションウィークのシーズンですよ。今回は、ヴィラロボス公園がメイン会場です。市立劇場(写真)やFAAPなど、他の会場でも開催されていますが、基本ヴィラロボス。遠いです。(ちなみに、この写真、ランチタイムのショーです。いや〜、こんな笑顔でスパークリング薦められたら、日が高くても断りにくいですねえ)

今回は、なんせ会場が遠いのでカバーできる数が少ないですが・・・、コレクションレポートは、メガ★ブラジルサイトに掲載します。
スナップはアパログ、キッズ関連はハグマグ、愚痴&つっこみ含むファッション以外の話はこちら・・・って感じで順次アップしていきますので、興味がありましたら見てやって下さいませ。


2013年10月21日月曜日

Quasar @ Teatro Alfa

2007年以来久しぶりにブラジル、ゴアイス州ベースのコンテンポラリーダンスグループ、Quasar Cia de Dancaを、テアトロアルファで見ました。クアザー(とこっちでは読みます)は、1988年創立で今年25周年だそうです。作品は、"Por 7 vezes" (2013)。体がテーマで、インターバル無しの70分間で、目、口、腕、心臓、内蔵、生殖器、足の7つの部位が表現されました。それぞれのシーンで使われたカシオ・ブラジル(Cassio Brasil)デザインの衣装もよかったです。





今回一番気になったのは、ダンスがえらい肉感的だったことと(まあテーマ自体が「ボディ」だから当然なのかもしれませんが)、揃いも揃ってダンサーの顔がよかったこと。一緒に来てくれた方が、「ブラジルらしい!」と動きについて語っていたのですが、確かにそうかも。
ブラジルと言えば、Grupo CorpoDeborah Colker ばっかり思っていたけど、Quasarも確かにブラジルらしい気がします。

(写真はQuaser Facebook pageより)

2013年10月18日金曜日

Yayoi Kusama in Brazil


Yayoi Kusama “Infinite Obsession” @ Brasil
12.10.2013 a 26.01.2014: Centro Cultural Banco do Brasil, Rio de Janeiro
17.02.2014 a 27.04.2014: Centro Cultutal Banco do Brasil, Brasília
21.05.2014 a 27.07.2014: Instituto Tomie Ohtake, São Paulo



ですって。見逃さないようにしないと!

詳しくは、こちら(写真もこちらから)


2013年10月2日水曜日

倒木を使った家具職人、Hugo Franca; Poeta do Pequi

"Versatille"誌で特集されていたブラジル人アーティスト、ウーゴ・フランサ(Hugo Franca)のペキの椅子がかっこいいので、防備禄をかねて紹介します。

残念ながら、トミエオータケインスティチュートでの展示会は終わってしまったようですが、ウーゴさんの作品は、イビラプエラ公園にも常設?されているようです。
風で倒れた30メートルほどのユーカリの木から作られたテーブルや椅子は、倒れた後も公園で人々を癒しているようですよ。

2013年10月1日火曜日

黒人VS白塗り・・・どちらもすごい舞台でした(Alvin Ailey&山海塾)。

ちょっと最近、当たり続きです。クレディカードホールで見たアフロ・アメリカン・ダンス・カンパニーのアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアター(Alvin Ailey American Dance Theater)と、昨日のテアトロアルファの山海塾。ダンススタイルからダンサーの体型まで両極と言っていいほど違うのですが、両方ともすごく格好よかったです!

アルヴィン・エイリーは、テアトロアルファと全く違う客層で、一瞬、「モダンダンス見に、チケット買って来たの?」と聞きたくなるような顔ぶれでした。小学生くらいの子供とかピンクとか緑の髪の若者も多いし、客席にポップコーンの売り子なんかも入って、高尚というより、娯楽を求めている感じ。でも余計な心配でした。時間いっぱい上質のエンターテイメントが提供され、3度のインターバルを挟んで時間いっぱい、すごーく盛り上がりました。
中でも私が好きだったのは、"Minus 16"という作品。狂気と正気、や、気品と退屈、などを隔てるのは、とても細い線、といったナレーションと共に始まる、椅子を使ったダンス。引き込まれました。で、終盤、ダンサーが客席から10人ほどの観客をステージに上げて踊ったのですが、この観客が踊れることにも驚きました・・・!どこにでもいそうな中年のおばちゃんとか、おじさんも、堂々とした踊りっぷりで、しかも最後にステージの中央に残された若い女性なんて、1人でスポットライト浴びて、堂々とお辞儀をし、ダンサー跨いで降壇しましたからね。仕込みかと疑いましたが、踊ってた子が「びっくりしたー」とか「端っこで踊れてない人いたよねー」てなことを前で言っていたので、素人なんだと思います。恐るべしブラジル人!
この後インターバルで、最後は有名なRevelationで幕を閉じました。こちらは、ちょっと宗教色が強かったですが・・・リズムと色と、躍動感と・・・本当に格好よかったです。

で、先週末見た山海塾・・・『歴史いぜんの記憶―うむすな』(2012)、インターバル無しで1時間半。最後は、10分ほどスタンディングオーベーションが続く、大盛り上がりでした。私もこれまで見た山海塾の作品の中で一番好きかもしれません。なんというか、モダンで前衛的で。砂とか赤、青、緑、黄色とかいった色の演出も、世界に入りやすいと言うか。
ちなみに、天児牛大氏の独舞が2幕あったのですが、これがまたよかったのですよ。特に2幕目は、目が離せませんでした。

アフロアメリカンのリズム感、すげーと思ったのですが、日本人もすげーですわ。ほんと。